7回目となる今回も、全国から多くのご応募をいただきました。誠にありがとうございます。
パズルのより広い普及のために、今後もこの企画を続けていきたいと思います。
最優秀賞
◇ 引き出しの中に
作者:橋本 泰弘
遊び方:ひとつのメダルを引き出しの中に収納してください。その後、メダルを取り出してください。
評:3つの引き出しが付いたミニチェストに2段分の直径のコイン型ピースを縦に収めるパズル。上段引き出しは固定、中段と下段は可動式となっているが、動きの制約とそれぞれの内部収納スペースが異なる。初心者向きではあるが、目的が分かり易くブラインドで内部を考えながら解く面白さと心地良さがある楽しいパズルです。

優秀賞
◇ 古代の封印
作者:GRAY LOGIC
遊び方:古代の鍵から封印を解いて、緑石輪を外します。
評:錠前を外すという直感的な目的が良く、ギミックも意表を突く良く考えられたパズルです。ビジュアルが映えるところも好印象です。からくり箱のように可動部分の動きの良し悪しで難易度が変わる点が課題と言えるでしょう。

◇ フィッシュ&バード パズル
作者:藤田 伸
遊び方:魚と鳥のパーツを楕円のなかに入れ込むパズル
評:エッシャーの“Bird-Fish”をなぞったモチーフが好印象です。フレームパズルとしては新しさがありませんが、ピースが綺麗に嵌っていくジグソーパズルのような気持ち良さがあります。フレームが楕円曲線というのも高評価です。

◇ 無機化学
作者:銘宮
遊び方:ボールを格子から取り出してください。
評:2×2×2の8部屋を移動し、ひょうたんキノコ型ピースをゴールから外に出すパズルです。ピース形状に工夫があり、向きによる移動の制約ギミックが組み込まれ、完成されたパズルと言えますが、量産販売に向いていない点が課題と言えます。

佳作
◇ 『おりじゅん』折りたたむと順番になる数字推理パズル
作者:阿部善博
遊び方:紙を折りたたむと、数字が1・2・3…の順に重なるように、問題の空欄に数字を埋めていくパズル。
評:番号の書かれた小さな正方形に分けられた紙を、上から番号順になるように折っていくパズルです。折り紙パズルとして新しいアイデアと言えます。解けたときの気持ち良さや喜びを付加できれば更に良いパズルになるでしょう。

◇ すし屋のいきぬき
作者:中野 正朗
遊び方:細巻きを1つずつ動かして決められた盛り付けにします。
評:『ハノイの塔』タイプの問題集付きパズルです。問題が連続しており並べ直しがなく次に進めるところは高評価です。加えてパズルとしての目新しさがあれば、更に高評価を得られたと思います。

◇ EYE
作者:D.R.Williams
遊び方:内部構造を推測し、分解する3Dパズルです。分解した後は元に戻します。
評:円盤の中心パーツを外すパズルです。形状、サイズ、デザインとも良くできています。製造上の作り易さもありますが、ギミックにもう少し工夫があれば、更に評価は上がったでしょう。外れる小部品も無い方が良いでしょう。

展示
受賞作品は、下記で展示します。
2026年11月14日(土)・15日(日)
“東京パズルデー2026 in 科学技術館”
科学技術館(東京都千代田区北の丸公園2-1)
◎第8回パズルオーディションの作品募集は、2027年夏に行う予定です。